産経ニュースWEST
4月13日の産経ニュースWESTで、熊本地震の仮設住宅断熱材セルロースファイバー記事が掲載されました。
平成28年に熊本地震が起きてから7年。
居住者が退去したあとの仮設住宅は撤去されるケースが多い中、熊本地震の仮設住宅はその居住性の高さから、683戸のうち約8割にあたる541戸が市町村所有の住宅や公民館として現在も活用されているそうです。
仮設住宅入居者から「冬は暖かく夏は涼しい」「近隣の音が気にならない」と高い評価を受けていたセルロースファイバー断熱材。環境への配慮の面から考えても、せっかく建てた仮設住宅を撤去してしまうのではなく、その後も有効活用できることは素晴らしい取り組みだと思います。
我々グラウンド・ワークスも、被害9,000棟以上にも及んだ令和2年の7月豪雨の際は、熊本県の被災地へ向かい「木造応急仮設住宅」の建築現場でセルロースファイバー施工に参加させて頂きました。その際現場では「仮設住宅でも新築住宅でも個人が住む家に変わりはない」という考えのもと、心得が共有されていたのです。
こうした気持ちで建てられた仮設住宅が、その役割を終えた後も人々が住む場所として活用してもらえることは何より嬉しいです。
これからも温熱環境に携わるものとして、数十年先まで考えたご提案と施工品質をご提供していきます。