目視調査ができない、危険なシロアリ被害を確認!
平成28年・29年度 国土交通省補助事業「インスペクションの活用による
住宅市場活性化事業」により開発された、非破壊検査でのシロアリ調査機械
であるタームレーダー。
タームレーダーは、マイクロ波のドップラーセンサーによるセンシング技術と
高解析アルゴリズムを応用し、直接目視確認することのできない壁内や床下
などに活動するシロアリの生息調査を非破壊で実施できます。
マイクロ波は金属以外透過するため、多くの建材(木材・タイル・モルタル・
石膏ボード等)に対するシロアリの生息調査が可能です。
近年、家屋構造の多様化・複雑化に伴い、目視だけでな十分に調査できない場面も
出ています。特に、大壁造りの構造、玄関周り、湿式のトイレや浴室などのタイル下、
基礎外側断熱工法、狭小床など挙げればキリがありません。
また、気づいた時には拡大しているアメリカカンザイシロアリによる被害。
コロニー規模は非常に小さく、被害レベルは軽微ではあるのですが、被害家屋内に
複数のコロニーが散在していることが多いのが特徴で、生息個所の特定が難しく、
気づいたころには家屋中に被害が拡大しているケースがよくあります。
こうしたアメリカカンザイシロアリの発見にも、タームレーダーは有効です。
弊社では『床下へ潜り様々な床下の不具合の点検』を行う中で、住まい手さんの
安心のため、木部の打診だけではわからない木内部のシロアリ検査としてお住まい
を守るためにタームレーダーを使用します。
貸し出しもできますので、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。