屋根断熱が急増しています
昨年の浜松市では日本歴代最高気温41.1℃が観測されました。
体温をはるかに上回る暑い日が続く夏、リモートワークの普及で家にいる時間が長くなったこともあり、今まで以上に家の暑さ対策への意識も高まっていることを感じます。
吉田兼好の“徒然草”「家のつくりやうは、夏をむねとすべし」という一節はよく知られていますが、夏の快適性を考え、昨今屋根断熱や天井断熱を強化する事例が急増しています。
断熱材の性能は「熱伝導率」だけで評価され、外皮計算に使われています。しかし現実には
断熱材の素材特性によって熱伝導率以外の評価も変わっているのが事実なのです。
特に「心地よさ」という意味ではセルロース断熱材が持つ調湿性に加え、「容積比熱」の違いも住まい手が感じる心地よさに大きく影響を及ぼすことが分かってきました。
デコス社は岐阜県立森林文化アカデミーの辻充孝教授と、断熱材の蓄熱性能を表す「容積比率」に着目した共同研究を実施。
容積比率とは物質1グラムの温度を1度上げるために必要な熱量を表す「比熱」と「密度」をかけあわせた数値。熱のためられる量が大きいほど
容積比率が大きい=温度が変化しにくい
という事が分かりました。
セルロースファイバー断熱は蓄熱性が高く、暑さが室内に到達するのに時間がかかる
内外温度差の大きい特に夏時期、屋根からの熱流入を抑制できます。
デコスのお宅にお住まいのお施主様は、真夏でも小屋裏収納を趣味スペースなどに有効活用されます。また分厚い屋根断熱はガルバリウム屋根の雨音対策にもなります。
新築時だけでなく、リフォームでも断熱改修は可能ですので、夏の暑さをどうにかしたい!快適性を向上させたい!というご相談がありましたら、是非当社までご連絡ください。