冬も気を付けたい!家の周りのシロアリ
夏に活発に活動して、冬の間はじっと暖かくなるの
を待つ虫も多い中…
シロアリ達は冬場も活動を続けています。
日本の住宅は90%が木造、一度被害を受けてしまった
木材は直りませんから何よりも予防が大切です。
シロアリ被害から大切な住まいを守るため、冬場もシロアリに
侵入されない対策ポイントをご紹介します。
シロアリの発見方法
・シロアリは触角が数珠上にまっすぐ、羽は4枚とも同じ大きさ、
胴体がずんどうという特徴があります。
・シロアリは地中から蟻道をつくって建物へ侵入してくることが多いです。
家の基礎や土台に蟻道ができていないか確認しましょう。
・出窓・窓枠・巾木窓の周囲や玄関の扉枠の下に俵状で6本のスジが
入った糞粒が落ちていたら、外来種のアメリカカンザイシロアリがいるサインです。
これは危ない!
・切り株や枯れ木を放置しない!
シロアリは切り株や枯れ木が大好きです。放置しないようにしましょう。
・木材を直接地面に設置、埋めない!
ガーデニング等で木材を地面に接置または埋める行為は
シロアリを呼び寄せるため控えましょう。
・植生を住まいに近づけない!
植栽された土壌は水分が多く、シロアリが近づいてくる恐れがあります。
また基礎に植物などが貼りついているとその裏の見えないところから
シロアリは蟻道を作り進入します。住まいから離して植栽しましょう。
・敷地内の盛土
基礎外周の地盤面高さを基礎耐圧天端よりも上げないようにしましょう。
上げてしまうと雨などの侵入の原因となります。