ゴールデンウイーク前後はシロアリに注意!
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅で過ごすことが多くなりました。
そこで当社の住環境部から、「お施主様ご自身でもできる! 住まいを長持ちさせる
ミニ・レシピ」をご紹介します。
まず、これからのシーズンで一番気をつけなければならないのが、シロアリです。
気候が暖かくなってくると、シロアリの行動が活発化し、家屋周辺に飛来し始めます。
そのため、この機会にぜひ、家の周辺のシロアリ対策をしておきましょう。
そのまえに、シロアリと黒アリの違いって分かりますか?羽根と胴が大きな違いです。
シロアリは、木造住宅に住みつき、木材だけでなく、それ以外のものまで食い荒らします。
実は、シロアリは暖かい時期だけでなく、一年中元気に活動しています。
女王アリは1日に何百もの卵を産み、職アリたちが巣を広げているのです。なかでも特に、
初夏を迎えるこの時期は要注意! 彼らは自由に飛び回り、新しい巣を探しています。
特に、縁の下はシロアリの被害を受けやすい場所ですから、風通しを良くして湿気を溜めないように
しておくのも有効な対策です!
それ以外にも、次のようなことに注意しましょう。
1.敷地内の高さを確保する(雨浸水の原因となる恐れがありますので、基礎の外周の地盤の高さは、
基礎の耐圧盤よりも下にする必要があります)
2.通風を確保する
3.木材、枯れ木、切り株を放置しない(餌になるものを置いておくと、シロアリが寄ってきます)
4.ガーデニング用木材に注意(玄関や庭の枕木など、ガーデニング用途で木材を地面に埋め込むと、
シロアリを呼び寄せる原因となります)
5.植木を建物に近づけすぎない(水分が多い植樹類が建物の近くにあると、蟻道を作り
侵入することがあります)