クスリのリスク

日ごとに寒さが増し、インフルエンザも流行の兆しです。

1人が発症すれば家族全員に感染する恐れがあるので、家族の健康を守るには

何よりも予防が大切ですね!

 

木の家にとってインフルエンザに匹敵するもの、それはシロアリです。

そこで今回は、木の家をシロアリの被害から守り、長持ちさせるための対策に

ついてお話します。

 

 

シロアリの被害を防ぐため、新築時に行われる防蟻処理。

これは木の家にとってインフルエンザの予防接種のようなものです。

防蟻処理には一般的に農薬として使われる合成殺虫剤が使用されます。

虫のこない新築の木材に殺虫剤??

でも、それっておかしいですよね?

せっかく高気密・高断熱、計画換気、自然素材の塗り壁にこだわった

「健康住宅」でも、体に有害な農薬で再処理するのでは意味がないと

思いませんか?

 

 

そもそも、なぜ「健康(健康住宅)」なのに、「クスリ(合成殺虫剤)」が要るの

でしょうか?

皆さんなら、健康なのに薬を飲み続けますか?

こんなことをしているのは、ひょっとしたら住宅業界だけかもしれません。

 

薬は「効果」だけでなく、「副作用(リスク)」を併せ持っています。

そのことを念頭に置いた上で、防蟻処理の際にはよく検討されることをおすすめ

します。

 

 

グラウンド・ワークスでは、無農薬で自然素材のホウ酸を利用したシロアリ

対策「ボロンdeガード工法」を採用しています。

ホウ酸は、目薬にも使われているように、人をはじめとした哺乳動物には害が

少なく安全な材料です。

ゴキブリ退治にも使われる「ホウ酸団子」を思い浮かべられる方も多いで

しょうが、これはホウ酸が哺乳類には安全で、腎臓のない生物に作用すること

を応用して考え出されたものです。

 

では、ホウ酸によるシロアリ対策の効果はどの程度まで持続可能なのでしょうか?

次回ご紹介しますので、どうぞお楽しみに