風間建築工房さま インタビュー

繊細で上品な建物を手掛けられている風間建築工房さま

ご兄弟で工務店を運営され、常に学び、愚直な家づくりに挑んでいらっしゃいます。

ひとつのお宅を時間をかけてじっくりていねいにつくることを大切にされ、住宅メーカーの家づくりとは違い、工房のモノづくりに近いと感じます。

https://www.instagram.com/zyuutakusya/

 

Q ご兄弟で運営されていることのメリット、デメリットは何ですか?

A メリット ・ひとつのご家族の家づくりに注力できること。

「我が家のためだけに全集中してほしい」というお客様向きです。

・打ち合わせ~設計~工事監理~アフターメンテナンスまでを風間さんお一人で行うことで

ワンストップ化できていること。兄弟で運営しているため、プラッシュアップのスピードが

速いことも強みです。

デメリット ・すぐにやってというご要望には対応ができません・・・

 

 

断熱工事ー防湿工事ー気密測定をご依頼いただき、仕様選定の理由や工夫をお聞きしました。

 

屋根断熱:セルロースファイバー240㎜ (グラウンド・ワークス施工)

外壁断熱:裸グラスウール105㎜ (風間建築工房さま施工)

屋根、外壁の防湿気密工事:可変防湿気密シート (大工さんとグラウンド・ワークスの協業)

 

Q 仕様選定の理由は?

A 本当は断熱工事すべてを依頼したかったが、コスト上昇により予算オーバー。

外構もしっかり仕上げてお客様へ提供したいため、予算配分をよく考えました。

壁の断熱は社内でも施工できる(大変で時間もかかるが…) 屋根は頼んだ方が楽。

 

Q 屋根240㎜の訳は

A 断熱等級6以上は必須。かつ、できるだけ屋根と窓の断熱性は強くしたいと考えた構造(梁や登り梁の大きさ)と断熱のバランス、施工や品質確保もしやすくなるように総合的に考えた結果です。

 

7月4日に気密測定を行いました(その日は静岡市で観測史上1位の39.3℃を記録した)

結果はC=0.2

建物内をグルグル見回りましたが完璧です。

「高気密であるが故の不具合や住みにくさ」への対策も完璧でした!

サーモカメラで屋根を見てみると、屋根表面温度62.4℃にたいして、屋根室内表面温度30.9℃

仕様選定の効果が抜群に発揮されていました!

 

この後もコダワリ満載の工事がじっくりとすすめられていきます。

完成した姿を楽しみにしています!

工事に携わらせて頂き、ありがとうございました!