静岡県西部にもアメリカカンザイシロアリ襲来
春の訪れを感じる季節になってきました。暖かくなるにつれ、シロアリも徐々に活動を再開します。
去年12月から、静岡県西部でもアメリカカンザイシロアリの依頼が数件あり、我々GWスタッフが現地調査したところ、アメリカカンザイシロアリの生息が確認されました。アメリカカンザイシロアリはヤマトシロアリに比べると数は少ないですが、駆除のしにくさ、被害範囲の広さが特徴です。
今までのシロアリと違い、蟻道を作らず加害した木の中に巣を作るため発生個所の特定が難しく、また乾燥した木材も好んで食べるため、生息している場所の特定も難しいです。
それによって被害が進んでからの発見となってしまうケースが多いです。
そして、被害のある家から飛んで近隣への被害も拡大しやすいです。
新築時に家全体をホウ酸処理しておけば効果が持続していますが、そうでなかった場合は家のどこからでもアメリカカンザイシロアリに入られる恐れがありますので、とにかく早期発見するしかありません。
アメリカカンザイシロアリの糞粒は、乾燥した砂が積もったように見えます。これを家の中で見つけたら要注意です‼