床下浸水 自然に水が引けば大丈夫⁈

台風後、住宅会社さんや一般の方から多数ご相談をいただいております。

ほとんどのお宅では現場に駆け付けた時には水が引いて、浸水した被害は目に見えない状態になっていたのですが、水が引いたら問題解決?・・・ではありません😢

水が引いたからといって、そのままにしておくのは危険です⚠

 

理由1・乾燥

湿気によるカビの心配

水が引いても完全に乾燥するまでは、湿気が多くカビが生えやすい状態。

床下は住宅を支える大事な部分で、柱や床合板へのカビ、金物の錆びなど建物強度への影響も考えられますのでしっかり乾燥させることが重要です。

※場合によっては、床を捲って乾燥させます。

床上浸水して床断熱のグラスウールが水に浸かった現場

 

理由2・清掃、消毒

床下環境改善をします。

床下浸水した水は衛生状態が良くないため、感染症のリスクを軽減するためにも床下清掃を行う必要があります。床下の断熱材も隈なくチェックし、自然素材であるホウ酸の防腐防蟻処理を行い、場合によっては防カビプラスを施工します。

 

グラスウールを全撤去し、乾燥させ防腐防蟻処理・除菌を行います。

 

弊社が責任をもって対応します。お気軽にお問合せください。

 

 

~これらの作業 (排水、乾燥、消毒) をご自身で行われる場合には

厚生労働省の公式サイトにも掲載がありますので作業前にチェックしてみてください~

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00341.html

●汚泥は取り除き、しっかり乾燥

消毒薬は、汚れを取りのぞいた上で使用しましょう

●清掃中のケガ予防に手袋を着用

長袖、長ズボン、長靴など肌を露出しない服装で作業をおすすめします。

●乾燥にはサーキュレーターや扇風機が使えます。

床下収納の開口部、通風口から確認することが出来ますが、安全に配慮しながら行ってください。