間伐材でできたSDGs
いよいよラグビーワールドカップが開幕しましたね!
スポーツの魅力は世界共通。国境を越えて、人々が感動を共有しあい、世界がひとつになります。
それは、私達が取り組んでいるSDGs(エスディージーズ)にも言えることです。
SDGsには、世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会をつくるために世界が一致して取り組むべき
ビジョンや課題が網羅されています。
そのためグラウンド・ワークスでは、6つの目標に真剣に取り組んでいます。
この度、間伐材で造った「SDGsバッジ」が完成しました。欲しいという方は、ぜひグラウンド・ワークス
までご連絡ください。
間伐材を地域資源のひとつとして活用することは、植林から伐採、再造林に至るまでの循環を活性化し、
山を守ることにつながります。
これらの活動は、循環型社会に貢献するためにも必要なことです。
現在、日本の国土の約3分の2は森林です。木々が成長してくると、林の中が混み合ってきます。
それを放置すると、隣り合った木々の枝葉が重なり合い、根も十分に張ることができなくなって、木々が
健康に育むことが難しくなります。
そのため、適度な伐採をして森林の手入れを行う必要があります。間伐することで木々が健全に成長し
価値の高い木材を生産することができるのです。
しかし日本の森の現状は・・・
日本国内における国産材の自給率は2割にとどまります。こんなにも木材資源が豊富な国なのに、
8割以上は外国材が使用されているのです。
安い外材が流通することで、国産材の価格が低迷し、林業自体が疲弊しているのが今の日本の現状です。
国内のすぐ近くに資源があるのに、安いからといってわざわざ遠いところから仕入れることは、果たして
理に適ったことなのでしょうか。経済を生み出し、循環させることができる国産材を放置しているという
のは、非常に残念なことだと思います。
1つの木材を造るのに手間と時間のかかる林業では、木を伐る度に赤字を生み出すのが現状です。
林業意外に産業のない地域では、若者が流出して過疎化が進み、高齢化や地域の活力の低下といった
様々な問題が生じています。
そこでグラウンド・ワークスでは、その課題を解決すべく、地域材を活用した「木造大型パネル構法」
の普及に取り組んでいます。
詳細はまた後日お伝えします。