サーモカメラで改善点を見つける
来週からは師走、いよいよ本格的な冬の寒さが到来します。
冬は屋外の冷気を入れず、暖かい室内を保つのが理想です。
当社が行う「住宅MRI」は、住宅の見えない部分を現場で調査・検査しながら事前リスクと照らし合わせ
図面通りの施工性能が実現できているかどうかを、第3者である住宅環境のプロ視点からチェックする
サービスです。
その手段のひとつが、サーモカメラです。
先日、現場で実際にサーモカメラを使って、寒さの原因をキャッチしました。
家の隙間を測るための気密測定の際に、サーモカメラを併用して検査してみると、寒さの原因が
一目瞭然でした。
問題なく取りつけられているかに見えるサッシでしたが、実はサーモカメラで見ると、取付時に生じた
ごく僅かな歪みや、防水テープの圧着不良が見つかったのです。
サーモカメラは、エアコンの効き目を確認する際にも、同様にして熱がどこから侵入するか
(逃げているか)把握できます。
中古住宅のリノベーションや、温熱リフォームにも対応可能です。
“冬暖かく、夏涼しい”家にするには、性能が高い窓や断熱も大事ですが、やはり施工品質も
必須条件のひとつです。
私たちグラウンド・ワークスは単純に測定するのではなく、建築黒子集団として監督や職人さん
へのアドバイスから是正対策まで仕事としております。
住宅にかかわる全てがお客様のため性能向上にむけて品質にこだわる。大事なことです。
住宅性能の防波堤として、これからも建築会社さんや設計事務所さんとともにお施主様に
安心・安全・快適な暮らしをお届けしたいと考えています。
住宅性能を測定、見える化したいビルダー様はお問い合わせください。
一般の方々のお問い合わせもお待ちしております。