冬場に1度暖かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる!
日増しに寒さが厳しくなってきましたね。
「寒くなると身体が痛む」という話をよく聞きますが、筋肉が硬直すると血管が収縮し、
身体全体の血行が悪くなってしまいます。
そして、体だけでなく脳にも悪影響を及ぼします。
<最近の研究でわかった室内温度リスク>
実は、最近の研究で、冬に寒い家に住んでいると、“脳の神経細胞の質”が悪くなるという
衝撃的な事実が明らかになりました。
詳細は下記をご参考下さい↓
https://president.jp/articles/-/30551
上記の内容について、かいつまんで説明しますと、慶應義塾大学理工学部の伊香賀俊治教授らは、
2016年から毎年調査を積み重ねた結果、「冬場に1度温かい家に住むと、脳神経が2歳若くなる」
という最新解析を発表しました。
伊香賀教授は、解析結果について次のように述べています。
「40代から80代まで150人の脳画像をもとに、脳の神経線維の質などを点数化すると、
冬季の今室温が低い家と比べて、5度暖かくなることで脳年齢が10歳若く保つことができます
当然認知症の発症も遅くなるでしょう。
寒い家では室温の変化が激しい。それによって血管の拡張収縮が繰り返されて動脈硬化が進行
しやすく、脳が早く劣化してしまうと考えられます。」
さらに、これからの季節はインフルエンザが猛威を振るいますが、寒さのせいで睡眠不足が
続くと、体力が低下し、インフルエンザなどの感染症に対する抵抗力が弱まってしまいます。
また、寒い家では高血圧や動脈硬化を発症しやすく、夜間頻尿のリスクも高まり、さらには
自律神経や睡眠を乱すといった研究報告もありました。
WHO(世界保健機構)は、2018年11月、冬の住宅の最低室温温度として「18度以上」を
強く勧告しました。高齢者や小児はさらに高い温度が推奨されています。
つまり、いつまでも健康を保つためには、室温を常に暖かく保つことがとても重要なのです。
冬の暖房はエアコンに頼るしかないけれど、電気代や空気の乾燥が気になる・・・
そんな方は、ぜひ建物の断熱性・気密性を高めることをおすすめします。
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