令和2年7月 豪雨・仮設住宅建設②

「安全・安心・快適・長持ち」をモットーに、皆様の住宅環境を支えるパートナー

「グラウンド・ワークス」です。

 

今年の夏は暑かったですね。

私達が熊本へ行ったのは、8月半ばから9月半ば頃にかけて。

 

行く前は、仮設住宅にしっかりと施工される断熱材であればデコスでなくてもOKと思っていました。

 

けれど現地は浜松で41.1℃を記録した日よりも蒸し暑く感じられる程。

盆地特有の高温多湿の地域であり、深夜まで高温が続きます。

過酷な環境に、やはり調湿機能は必須だと強く感じました。

 

 

木質繊維系セルフォースファイバーは断熱性能だけでなく、吸放湿性があるため適度な

湿度を保つことができます。

セルロースファイバーの充填断熱と屋根断熱は熊本地震の際の仮設住宅にも採用されました。

その際は、断熱性能が良く調湿効果もあるので、冷え込む冬も家の中が快適との声があったようです。

 

 

セルロースファイバーの出荷量は関西以西(特に九州や中国地方)が大半。

全国一律な建材が多いですが、地域風土に合ったものを選ぶことが重要です。

 

これからも毎年のように「観測史上初の○○」と気候は変動していくと思われますので、

温熱環境に携わる者として、数年先を想像しながらご提案していきます!